消泡剤が使われている分野はどこか

日常生活ではあまり見る事や聞く事が無い消泡剤ですが、実は数多くの現場で使われている大切な加工助剤・食品添加物の役割を担っています。製造現場では、化学工場・食品メーカー・化粧品などを作る際に消泡剤が使われており、表面・液体内部に発生してしまう泡を取り除く・品質の安定化を図るのが主な用途です。食品製造現場では、豆腐を作る際に発生する「乳化」による発泡(正体は大豆の成分サポニン)を解消させるために消泡剤を使っています。これを使う事によって舌触りが良いものになる事に加え、大量生産が可能・泡が無い状態で充填する事で安定感のある仕上がりに繋がるメリットがあります。

豆腐の原材料表記には、消泡剤(グリセリン脂肪酸エステルなど)の名称で記載されています。健康診断・胃がん検査の現場でも消泡剤が使われており、鼻経由・口経由の胃内視鏡検査(胃カメラ)の少し前に白い液体状の物を飲むのが一般的です。胃カメラの前に飲む理由としては、胃に付着している粘液状の泡を消し去るためなので、これを飲む事によって泡の無い綺麗な胃になってスムーズな検査が可能になり、検査の手間をカットする事が出来ます。味に関しては、スポーツドリンク・無味無臭(場合によってはやや苦い)に近い感じになっていて、コップ1杯弱程度を飲むのが一般的で不快に感じる事はありません。

これを飲まないと検査がままならない事があるので、医療スタッフの指示に従う事が大切です。

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