食品にも使われている消泡剤

消泡剤は添加して使用するもので、泡の発生を抑えたり、発生している泡を破壊する働きを行うのが特徴です。消泡剤というと、洗剤を排水する為に泡を潰して流すようなイメージですが、実際には食品の製造にも使われています。身近では豆腐の製造でも使用されていて、天然の植物油に由来するものは江戸時代から使われてきた歴史があります。現在は効果が高くて毒性のないシリコーンオイル系に置き換えられ、化粧品や日用品の製造にも幅広く活用されており、既に実績は豊富で信頼性も高いです。

医療の分野では、胃腸に発生するガスを取り除く医薬品の一種として活躍していますし、それだけ安全で口に入れても安心ということが分かります。消泡剤は泡の薄膜を薄くして破泡に導いたり、薄膜の形成を阻害する働きで新たな泡の発生を抑制します。また消泡剤には泡をくっつける接着剤のような働きもあり、大きな泡を形成させることで液面へと浮上させ、異なる泡の大きさによる上昇速度の違いで破泡を引き起こすのも効果の1つです。食品に使用する場合は特に安全性が気になるところですが、最終的には加工された食品に成分は残らないので心配無用です。

不使用を謳っている商品もありますが、成分的には殆ど変わりませんから、後は気分の問題ということになります。化粧品にも広く使われているわけですが、今のところ消泡剤による健康被害が発生したとのニュースや報道はなく、安全性には問題がないと判断できます。

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