港区は、東京や名古屋市、そして大阪市などの行政区名ですが、ここでは東京の港区のオフィス仲介の解説を行います。東京の港区は、従来の芝区・麻布区・赤坂区が合併して誕生した23区の一つです。千代田区・中央区・新宿区・江東区・品川区・渋谷区に隣接している、JRや京浜急行線の品川駅は品川区ではなく港区中にあるターミナル駅、千代田区や中央区とともに東京都心や都心3区と呼ばれるなどの特色を持ちます。放送局をはじめ広告代理店やIT企業の本社、外資系企業の日本支社など有数の企業が多数集まっているエリアで、日本経済の中心地のひとつに数えられます。
千代田区や品川区とお同じくオフィス街を形成している場所でもあり、当エリアでオフィスを借りるときにはオフィス仲介を使うことで予算に合う事務所を借りることができます。なお、オフィス仲介は単に貸しビルの一室を賃貸で借りるだけでなく、テナントビルを丸ごと賃貸できる物件や売りビルなどの物件も扱っている会社でもあり、賃貸と売り物件では仲介を行う会社に支払う仲介手数料の金額が異なります。一般的に、賃貸の場合は家賃の1か月分が上限になりますが、売り物件の場合は販売価格の3%と6万円、これの消費税を加算した金額です。しかも、港区は人気エリアであると同時に土地価格が高額などからも、初期費用が多く掛かることを把握しておく必要があります。
最近は、レンタルオフィスを利用する起業家も多くなっていますが、最初はレンタルオフィスで経営を始めて、当エリアで小さなオフィスをオフィス仲介を通じて借りる経営者も少なくありません。